奄美大島は古くから人気の高いリゾート地です。そんな奄美大島は海がきれいなことは有名ですが、それ以外にも魅力をたくさん持っています。そこでまずは奄美大島がどんな場所なのかなど基本的な情報を紹介します。
奄美大島の大きさは沖縄本土の80%ほど。島としてはかなりサイズが大きく、北方領土を除いた日本に存在する島の中では沖縄島、佐渡島に次いで3番手の広さを誇ります。沖縄本土と鹿児島の中間地点よりも少し沖縄寄りの場所に位置しています。奄美大島は元々琉球王国の土地だったものの、薩摩藩(現鹿児島県)に占領され、第二次世界大戦をきっかけに沖縄とともにアメリカ領に。そして1972年に沖縄とともに日本へ返還され、最終的に鹿児島県となりました。このように奄美大島は少し変わった歴史を持っており、鹿児島とも沖縄ともまた違う、独自の文化を発展させてきた土地と言えるでしょう。
奄美大島はリゾート地の中でも人気が高いですが、その理由の一つとしてアクセスの良さが挙げられます。関西空港や成田空港、羽田空港など多数の空港から奄美大島への直行便が出ており、羽田空港からは片道2時間ほど。日帰り旅行も可能であり、このような気軽に行ける場所であることも奄美大島の魅力です。
地球上に存在する大陸は元々陸続きで、潮の流れなどによってくっついたり離れたり移動していたということは、学校の地理の授業で習ったでしょう。奄美大島は中国大陸と日本列島とくっついたり離れたりしてできた島なので、日本だけでなく中国大陸に存在する生き物も生息しています。それだけでなく、独自の環境で変化を遂げた生物も存在しており、生き物の生態系も特殊であることから、「東洋のガラパゴス」と呼ばれています。奄美大島は木々と海に囲まれた自然豊かな島かつ、たくさんの生き物がいるというのも魅力でしょう。
先ほど紹介した通り、奄美大島は魅力にあふれている島です。まず島の自然環境に関しては、山・川・海に囲まれており、マリンスポーツも山の中で楽しむアウトドアレジャーも楽しめます。島の面積は広いですが、奄美大島に住む人の数は約7万人。沖縄本島に住む人の数が100万人ほどであることを考えると、奄美大島は人の数が少ないのどかな環境で休日を過ごせるのも魅力です。そして何より生き物の種類の豊富さは日本随一です。日本にはたくさんの種類の生き物が存在していますが、奄美大島はそのうち16%の種類の生き物を網羅しています。中でも有名なのが、奄美大島と徳之島にしか生息していないアマミノクロウサギでしょう。これを見るためだけに奄美大島を訪れる人も多いです。
2月は全国的に寒い時期です。さすがに気候が温暖な奄美大島でも2月となると、肌寒く感じる場面が出てくることがあります。そこで、2月の奄美大島の気候の特徴や、訪れる際の服装を確認しましょう。
2019年2月の奄美大島の平均気温は17.2度、最低気温は11.3度でした。ちなみに同じ時期の東京の平均気温は10.4度、最低気温は5.7度だったことを考えると本土よりは暖かいです。また、2018年11月の東京の平均気温が14度、最低気温が10.4度だったので、だいたい本土の秋頃の気温と同じ程度と考えておくと良いでしょう。この数字を見れば、確かに本土より暖かくはあるものの、油断は禁物です。この時期の奄美大島は天候が変わりやすく、風も吹きます。昼と夜の温度差もあり、昼間は暖かく感じても、夜になると冷え込み、それに強い風も加わるとなると指すような寒さを感じることもあるでしょう。したがって、2月の奄美大島へ向かう際は寒さ対策をしっかりしたうえで訪れる必要があると言えます。
2月の奄美大島に訪れる際におすすめの服装は以下の通りです。
・インナー:セーター、タートルネック、ヒートテック
・アウター:コート、ジャケット(ブルゾン)
・ボトムス:スカートよりズボンを
・首回り:マフラー、ストールなど(風を通さないもの)
基本的には長袖長ズボンで向かうと良いでしょう。しかし、昼間だと暑く感じる人もいるかもしれません。そんな人は簡単に脱ぎ着できるパーカーやジャケットを持ち込むと寒い夜も快適に過ごせます。また、人によってはズボンだけでも寒く感じる人もいるでしょう。特に雨が降った際は気温がそれほど低くなくても寒く感じやすいです。そんなときに備えて、タイツなどズボンの下に履けるものも持参しておくと寒い環境でアクティビティをする状況も乗り越えられます。
2月は冷え込む時期ということもあり、夏場と比べると遊べるアクティビティの種類はどうしても減ってしまいます。だからといって、一切アクティビティができないということはありません。そこで、2月でも楽しめるアクティビティを紹介します。
奄美大島は世界的にも珍しい亜熱帯雨林が広がる地域としても有名で、奄美大島に広がるマングローブの広さは沖縄の西表島に次いで日本で2番目の規模です。そんなマングローブに流れる川を安定感のあるカヌーに乗って楽しむのがマングローブカヌー。カヌーと言われると転覆しないかなど心配な人もいるかもしれませんが、安定感があるうえ、ライフジャケットも着用したうえで遊べることから、子どもからお年寄りまで幅広い層に人気のアクティビティとなっています。
マングローブカヌーでは、奄美大島でしか出会えない生き物にたくさん出会えるかもしれません。それだけでなく、奄美大島のマングローブにはたくさんの種類の植物も存在しており、中には珍しいものもあります。そこで事前に奄美大島の植物や動物について学んだうえでマングローブカヌーに取り組むとよりアクティビティを楽しめるでしょう。2月は涼しいからと油断してしまいがちですが、カヌーは汗をかくスポーツです。汗を放置してしまうと風邪を引いてしまうので、マングローブカヌーに挑戦する際はタオルを持参することをおすすめします。
奄美大島は有数のホエールウォッチングスポットとして知られていますが、クジラは普段他の海を漂っており、冬場だけ暖かい奄美大島周辺の海に交尾・出産・子育てのためにはるばるやってくるため、ホエールウォッチングは冬の奄美大島でしかできないアクティビティであり、夏場によく奄美大島を訪れる人でも飽きずに楽しめるでしょう。しかも冬場だと周辺にいる漁業などの船も少なく、場合によってはクジラに大接近できることもあります。各種ツアー会社等から予約が可能なので、奄美大島を訪れる際は事前にホエールウォッチングも予約しておくのがおすすめです。
ナイトツアーは奄美大島のアクティビティの中でも、バンや4WDに乗って、ほとんど歩かずに真っ暗なジャングルを散策できることから、子どもからお年寄りまで幅広い層から人気を集めています。ちなみに場合によっては車を貸し切ることもできるので、貸し切りに対応しているツアーを探して事前に予約しておくのも良いでしょう。マングローブのジャングルを進んでいく冒険感は普段の生活ではなかなか味わえません。それに昼間の奄美大島とはまた違う魅力を感じられ、たくさん昼間にアクティビティに取り組んだ人でも満喫できます。
奄美大島に生息する生き物の多くは夜行性です。奄美大島に生息する天然記念物アマミノクロウサギも同様であり、昼間に奄美大島を散策したけれどもお目当ての生き物に遭遇できずに帰ってしまう観光客も多いでしょう。そこであえて夜に散策することでアマミノクロウサギをはじめとする昼間では出会えない生き物とたくさん遭遇できます。それだけでなく、昼間に活動している生き物のかわいい寝顔が見られるのもナイトツアーならではです。
そして、マングローブの中を探検できることに加えて、上を見れば満点の星空も眺められます。マングローブ林の中から覗く星空は南国感たっぷりで日本にいるとは思えないでしょう。ただ、先述の通り2月の夜の奄美大島は冷え込むので、暖かい服装でアクティビティに取り組んでください。
2月の奄美大島は肌寒くはありますが、服装など十分な対策をすれば楽しむことができます。とは言え本州などよりは暖かいので、冬だからこそ、年中温暖の奄美大島がおすすめです。それに、冬の奄美大島でも十分宿泊や様々なアクティビティが楽しめます。奄美大島のTHE SCENEでは特上の宿泊と多種多様なアクティビティを提供していますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 〒894-1523 鹿児島県大島郡瀬戸内町大字蘇刈970
電話番号 : 0997-72-0111
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amami wellness & resort
世界自然遺産奄美大島の最南端に位置する大自然に囲まれたウェルネスリゾートホテル『THE SCENE』。 自然の力で心・体・脳を浄化する「ネイチャークレンズ」がコンセプトに、全室ガラス張りのオーシャンビューの室内からは加計呂麻島を望む絶景を眺めることができます。瞑想、サンセットヨガ、SUPのプログラムも充実しており、ビーチやガーデンなど大自然の中で味わえる極上のウェルネス体験を通し、素敵な時間をお過ごしいただけます。
・全室ガラス張りのオーシャンビュー
・ウミガメと泳ぐシュノーケル
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