奄美大島は年間を通して温暖な気候のエリアなので、1年の中で長い期間シュノーケリングが楽しめます。ウェットスーツを着用すれば、冬の時期でもシュノーケリングを楽しむことができるのです。奄美大島の海は、南から流れる暖かい黒潮のおかげで、美しい珊瑚礁や多彩な生き物が生息しているのが特徴です。透明度がとても高く、水中深く潜らなくても、色とりどりの魚を見ることができるので、シュノーケリングだけでも十分に水中の世界を満喫できます。
海の中に広がる豊かな自然は、奄美大島ならではの光景を見せてくれます。奄美大島の海の美しさは日本トップクラスのレベルだと言われています。日本一の美しい景色を手軽に堪能できるシュノーケリングは、奄美大島に訪れたら欠かせないアクティビティとなっています。
奄美大島の年間を通しての平均気温は、24.8度と温暖な気候なので、1年中シュノーケリングが楽しめます。中でもおすすめは、6月下旬~7月中旬の初夏の時期です。梅雨明けのこの時期は、ウミガメの産卵期でもあるため、ウミガメとの遭遇率が高いと言われています。また、夏休みシーズンを避けることで、観光客が少なく、のんびりした奄美大島の雰囲気を味わうこともできます。
穴場のシーズンとしては、台風シーズンが過ぎ、シーズンオフになった11月~12月です。シーズンオフであれば、旅費を安くすることも可能で、観光客が少なく静かな奄美大島を楽しむことができます。11~12月の秋から冬にかけての時期もウェットスーツを着用すれば、シュノーケリングを楽しむことができます。シュノーケリングは、1年間通して楽しめるアクティビティだといえるのです。
奄美大島に生息している珊瑚礁の種類や、珊瑚礁周辺で生息する生き物の数は、日本の中でも、特に多いと言われています。他の地域のシュノーケリングスポットと比べても、奄美大島の海中には、自然がそのまま色濃く存在しているので、他の海でシュノーケリングを何度も経験している人でも、今まで見たことがない世界が見ることができます。また、奄美大島はウミガメが産卵にくるスポットのため、3種類のウミガメが奄美大島周辺の海中を泳ぐ貴重な姿が見られるかもしれません。
珊瑚礁の種類もとても多く、約220種類生息しているとも言われています。珊瑚礁は、多数の魚が生息するので、珊瑚礁の種類が多い分、多くの種類の魚が泳いでいる姿が見られるのです。また、毎年12月〜4月の間にザトウクジラがシベリアの海から奄美大島周辺の海に子育てをしにやって来るので、ホエールウォッチングが楽しめるツアーも用意されています。奄美大島のホエールウォッチングツアーでは、他の海で参加経験のある人が驚いてしまうくらい間近でクジラが見られるのが特徴です。
シュノーケリングは、小さい子供から年配者まで幅広い年代の人が楽しめるアクティビティです。シュノーケリングをするなら、ツアーに参加するのが断然おすすめです。シュノーケリングツアーの場合、ガイドスタッフの人が付き添ってくれるので、安心してシュノーケリングが楽しめます。また、インストラクターが海を案内してくれるので、おすすめスポットを見逃さずにシュノーケリングを楽しみたい人にもはおすすめです。
ツアーの中には、ライフジャケットやシュノーケルマスクなどの用意があり、水着のみ持っていれば参加することもできます。ツアーに参加した場合、水中での呼吸の仕方や泳ぎ方のコツの指導、練習などの後に海に潜る流れになっているので、初めてでも安心して参加できます。ライフジェットを着用すれば簡単に水に浮くことができ、泳ぐのが苦手な人でも無理せずシュノーケリングデビューを果たせます。
ツアーに申し込みをしてシュノーケリングをする場合は、最低限の持ち物として水着が必須ですが、その他にも準備しておいたほうが良いものがいくつかあるので紹介します。
・ラッシュガード
シュノーケリングは、長時間海に浮かぶことになるので、背中や脚の裏が日焼けしやすくなります。日焼けを防止するためにラッシュガードの着用をおすすめします。日焼けの他に、珊瑚礁にあたって怪我をすることを防止する効果もあります。日焼け防止の面でも、怪我防止の面でも、長袖、長ズボンタイプのラッシュガードがおすすめです。頭からすっぽりとかぶるタイプのものと、チャック付きで前開きタイプのものがあるので、好みに合わせて選んでみてください。フードが付いていると、頭皮と首回りの日焼けも予防できるので、日焼けを気にする場合には特におすすめです。
・マリンシューズ
シュノーケリングをする際は、ゴツゴツして怪我をしやすい岩場を歩く場面が出てきます。マリンシューズはすべり止めが付いているので、そういったところでも歩きやすいのでおすすめです。
・グローブ
グローブは、マリン用でなくても、軍手などで代用が可能です。こちらもマリンシューズと同じく、珊瑚礁で手を怪我しないように着用すると安心です。また、グローブは手の日焼け防止にもなります。奄美大島の日差しは本土の何倍も強いので、たかが日焼けと思わず、しっかりと装着するようにしてください。
・防水タイプの日焼け止め
ラッシュガードで守り切れない顔を守るため、ウォータープルーフの日焼け止めを付けることをおすすめします。泳いでいると日焼け止めが自然と取れてしまうので、ウォータープルーフタイプが良いでしょう。
・防水カメラ
「海中の感動を、写真でもおさめておきたい」という場合は、防水カメラの準備が必要です。防水カメラには、使い捨てカメラ、防水のデジタルカメラ、GoProなどがあるので、使いやすいものを持って行くことをおすすめします。ツアーによっては、防水カメラの貸し出しをしているオプションもあるので、問い合わせてみると良いでしょう。
加計呂麻島は、奄美大島から船で行くことができる人口約1400人の島です。島には、縄文時代から人が住み、歴史と信仰、自然の宝庫となっていて別名「神の宿る島」とも言われています。「奄美群島国立公園」にも指定されていて、手付かずの状態で残された緑豊かな自然は、観光で訪れる人々を癒してくれます。亜熱帯性気候の加計呂麻島では、本土では見られないユニークな形をした「ガジュマル」の木がたくさんあります。他にも、島独自の文化も垣間見ることができます。
また、加計呂麻島には多くの青い洞窟が点在し、奄美大島のシュノーケリングスポットの中でも一番おすすめできるスポットとなっています。加計呂麻島の青の洞窟などのシュノーケリングスポットは、ツアーで回ることが欠かせません。ホテル「THE SCENE」では、加計呂麻島でシュノーケリングを楽しむツアーがあるので、ぜひ利用してみましょう。
青の洞窟は、潮の満ち引き次第で、海に入れるタイミングが1日で2時間ほどしかありません。加計呂麻島には、複数の青の洞窟があり、季節や天候によって入るスポットも変わります。青の洞窟でシュノーケリングをするなら、ツアーに参加したほうが良いでしょう。ツアーなら現地のことに詳しいガイドの人が、訪れたその日におすすめの洞窟を案内してくれます。洞窟の中には、地上からは決して見ることのできない神秘的な青い世界が広がっているので、きっと特別な経験ができるはずです。
実久(さねく)海岸とは、加計呂麻島の西端に位置するビーチのことで、透明感が高く、その美しさは訪れた人々を虜にしてしまいます。ハイシーズンでも浜辺には人が少なく、プライベートビーチのように海を満喫できるのも魅力の一つです。加計呂麻島は、観光客が少ない島なので、自然が色濃く残っていて、高い透明度を誇る海が自慢です。
「実久ブルー」と名前が付くほどの美しい青い海が広がっていて、「奄美大島の中でも1番きれい」とも言われているビーチです。海外、国内両方の海を潜った経験をもつ人でも、「加計呂麻島の実久海岸の海の美しさは断トツ!」と言うほどの美しい海なのです。実久海岸は、社会の喧騒から離れてリフレッシュするには、絶好のロケーションとなっています。
ホテル「THE SCENE」では、加計呂麻島の実久海岸や青の洞窟へ行くアクティビティツアーが予約できます。宿泊しているホテルから出発するので、移動時間を最小限に抑えられるのが大きなメリットです。半日ツアーもあるので、時間をかけてゆっくり過ごしたい人にもおすすめです。また、2時間ほどのショートツアーでは「ウミガメを探すツアー」もあり、ウミガメと一緒に泳ぐという貴重な体験もできるかもしれません。そのほか、「ヨガ」や今話題のボードを使ったアクティビティ「サップ」、「クリアカヤック」などたくさんのアクティビティをホテル近辺で楽しむことができます。
ツアー以外にも、レンタルプランを利用して気軽にホテル「THE SCENE」の前の海でシュノーケリングを楽しむことができます。ホテルの前には浅瀬の海が広がっていて、美しいサンゴと魚を見ることができます。シュノーケリングセットのレンタルを利用すれば、手ぶらでも奄美の海の世界を楽しむことができます。レンタルプランでは1回180分、料金は税込み2160円で、気軽にシュノーケリングを楽しむのにちょうど良い時間と料金設定となっています。また、ホテルの前の海は浅瀬になっているので、小さいお子様と一緒に安心してシュノーケリングをしたい人にもおすすめです。
奄美大島でのシュノーケリングは、写真でも文章でも伝えきれないほどたくさんの魅力で溢れています。アクティビティツアーなら、インストラクターがやさしく教えてくれるので、初心者でも安心してシュノーケリングを楽しむことができます。奄美大島に訪れた際は、ぜひシュノーケリングで海中の自然あふれる絶景を楽しんでください。色とりどりの魚やサンゴ礁を眺めれば、日々の疲れも吹っ飛ぶでしょう。