大自然の感動を味わえる!奄美大島でのカヤック

大自然の感動を味わえる!奄美大島でのカヤック

2020.6.26

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「東洋のガラパゴス」と呼ばれるほど自然が豊かな奄美大島。亜熱帯植物が彩り、天然記念物に指定されている希少な生物が数多く生息する、神秘的な島です。大自然に触れて日々の疲れやストレスを癒したいという方には、カヤック体験がおすすめです。本記事では、奄美大島の基本情報から奄美大島でのカヤック体験の魅力を紹介します。

奄美大島の基本情報

年末年始を奄美大島で過ごすメリット

奄美大島での観光を楽しむために、まずは奄美大島の基本情報を頭に入れておきましょう。奄美大島の場所や、アクセスの仕方、シーズンカレンダーなどについて解説します。

基本情報①島データ


奄美大島は、鹿児島県にある島です。鹿児島市から南へ380キロメートル、沖縄本島から北へ300キロメートルと、鹿児島と沖縄のちょうど中間あたりに位置しています。徳之島、沖永良部島、加計呂麻島、喜界島、与論島、沖永良部島などからなる奄美群島の中のひとつです。奄美大島の面積は712平方キロメートルで、日本の離島の中では沖縄本島、佐渡島に次いで第3位の面積を誇ります。平地が少なく山が多いのが特徴です。美しい海やマングローブ原生林など、手つかずの自然が残っています。人口は2018年9月の段階で4万3271人。奄美市名瀬を中心とした島の北部に人口の約8割が集中しています。鹿児島と沖縄の中間にあることから、両方の土地の影響を受けていますが、言語や生活様式は琉球文化からの影響が大きい地域です。温暖な気候から、さとうきびやさつまいも、パッションフルーツやマンゴーなどの生産が盛んにおこなわれています。日本版の「天国に一番近い島」と呼ばれるほど美しい、おすすめのリゾート地です。

基本情報②アクセス


奄美大島へのアクセス方法にはフェリーと飛行機の2種類があります。フェリーで行く場合は鹿児島から約11時間、那覇から13時間かかります。一方飛行機でアクセスする場合の所要時間は、鹿児島空港と那覇空港のどちらからでも約1時間です。奄美群島のほかの島にも寄りたいという人はフェリーを選ぶのもひとつの方法ですが、かなりの時間がかかるので、特別な理由がない限りは飛行機でのアクセスをおすすめします。LCCの普及によって、以前に比べると気軽にアクセスしやすくなっています。 東京から奄美大島へ行く場合、成田空港か羽田空港から直行便で行く方法と、いったん鹿児島まで行ってから、フェリーまたは飛行機で向かう方法があります。成田空港からの直行便は約2~3時間、羽田空港からの直行便は約1~2時間25分なので、短時間で到着したいなら直行便がおすすめです。ただし便が少ないため、時間が合わなかったり、空席がなかったりした場合には、鹿児島経由で行くといいでしょう。

基本情報③シーズンカレンダー


奄美大島の年末年始おすすめスポット1.あやまる岬

奄美大島は亜熱帯海洋性気候に属する地域です。亜熱帯とは北緯20~30度に位置する熱帯と温帯の中間の気候のことをいいます。熱帯気候の地域ほど暑くないけれど、温帯気候よりは温かいのが特徴です。35度以上の猛暑日もそれほど多くなく、湿度が低いため、夏でもさわやかに過ごせます。真冬でも氷点下になることはほとんどないので、雪が降ることはありません。年間を通しての平均気温が18度以上と寒暖差が少ないので、1年中過ごしやすい気候です。

奄美大島の海開きは毎年旧暦の3月3日に行われます。2020年の海開きは3月26日で、この日以降は水着で海に入ることができます。本格的にマリンスポーツを楽しむなら、梅雨が明けてから9月ごろまでの時期がおすすめです。真夏は海がより青く見えるので、美しい海を存分に楽しむことができるでしょう。ただし、このシーズンは航空券の値段が高くなる傾向があるため、穴場を狙うなら4月~梅雨の時期、10~11月もおすすめです。この季節でも天気が良ければ海水浴を楽しむことができます。

奄美大島観光のキーワード

奄美大島の年末年始おすすめスポット2.高千穂神社

奄美大島はなぜ「東洋のガラパゴス」と呼ばれているのでしょうか。このキーワードから奄美大島の魅力をより深く解説していきます。

キーワード 東洋のガラパゴス


奄美大島は自然豊かで、貴重な動植物が数多く生息していることから「東洋のガラパゴス」と呼ばれています。奄美群島は、地殻変動により中国や日本とくっついたり離れたりを繰り返してきた歴史があります。そのため「アマミノクロウサギ」のような、大陸では捕食者の影響で絶滅した動物が、現在も生き残っているのです。アマミノクロウサギは絶滅危惧種に分類され、国の特別天然記念物にも指定されています。奄美大島には、ほかにも島の環境に合わせて独自に進化をとげた珍しい動物や植物が数多く生息しています。
また、奄美大島は黒潮の影響で、世界的にも珍しい亜熱帯多雨林が発達しているという特徴があります。奄美群島のほかの島と比べても多くの森林が維持されていたり、大きな河川が多かったりという特徴があるため、他の島とは異なる生態系を持っているのです。「アマミイシカワガエル」「ルリカケス」「アマミデンダ」などが奄美大島の固有種といわれています。日本全体に生息している生物種は約37000種で、そのうちの5716種は奄美群島で確認されています。大島の面積は国土の面積の0.3%ほどですが、国内全体で生息している生物のうち、約16%もの野生動植物が生息しているといわれています。

マングローブカヤックの魅力

マングローブカヤックの魅力

奄美大島の自然を存分に味わえるのがカヤックツアーです。カヤックツアーは奄美大島に観光に行ったら絶対に欠かせない、定番人気のアクティビティのひとつです。奄美大島のカヤックツアーには主に、マングローブカヤックとシーカヤックの2つがあります。まずは、マングローブ原生林のなかを探検できるマングローブカヤックの魅力から紹介します。

魅力①奄美大島のマングローブ


奄美大島ではマングローブ原生林でのカヤック体験を楽しむことができます。マングローブとは、熱帯と亜熱帯の海水と淡水が混ざり合う水域に生息する植物の総称です。タコの足のような独特な形の木が集まってできたジャングルの中を、カヤックを漕いで進んでいくと、探検隊気分でワクワクしますよ。奄美大島のマングローブ原生林は広さ70万平方メートルで国内2位の大きさを誇り、世界自然遺産登録地の候補に選ばれています。水の塩分濃度で徐々に樹木が変化していくところをカヤックに乗りながら観察できるのも楽しみのひとつです。奄美大島では主に、メヒルギ、オヒルギなどのマングローブが見られます。

魅力②誰でも楽しめる


マングローブカヤックは誰でも楽しむことができます。カヤックを経験したことがない方は、自力でうまく漕げるかどうか心配ではありませんか?カヤックがひっくり返ったり、流されたりしたらどうしようと不安に思う方も多いかもしれません。しかし、カヤックツアーでは操作が簡単で、安定したカヤックを使用しているので心配ありません。初心者でもほとんど落ちることはなく、誰でも簡単に漕ぐことができます。マングローブの川は浅くて流れもゆるやかなので、流されたりする心配もありません。特別なテクニックは必要ないので、お子さんも年配の方も一緒に楽しむことができます。

魅力③多様な生物に出会える


マングローブカヤックは多様な生物に出会えるのが魅力です。ご紹介した通り、奄美大島は東洋のガラパゴスと呼ばれるほど、多種多様な生物が生息しています。マングローブカヤックでは、さまざまな亜熱帯植物を目にすることができるので、まるで太古の森にタイムスリップしたような、神秘的な体験を味わうことができるでしょう。カヤックでしか近づけないような場所も多くあります。珍しい植物や動物を間近で見られるのはマングローブカヤックならではの魅力です。マングローブ林は満潮時と干潮時で景色が変わるので、貴重な生き物を観察したい方は干潮の時間帯のツアーがおすすめ。ミナミコメツキガニやシオマネキなどの甲殻類、リュウキュウアユ、リュウキュウコノハズクなどの珍しい生物に出会えます。天候によってもまったく違った景色が楽しめるので、毎回はじめてのような体験ができるのも魅力のひとつです。

シーカヤックの魅力

シーカヤックの魅力

奄美大島といえばマングローブカヤックが有名ですが、最近はもう一つの楽しみ方として南国気分を味わえるシーカヤックが注目を集めています。特に船底が透明な素材で作られているクリアカヤックは、潜らなくても海中が観察できるので人気です。ロマンチックなサンセットタイムのカヤックツアーなどもおすすめですよ。ここからはクリアカヤックを使ったシーカヤックの魅力について紹介していきます。

魅力①海底の生き物観察


クリアカヤックの魅力は海底の生き物を観察できることです。奄美大島の海の中には、美しいさんご礁やカラフルな熱帯魚などの、亜熱帯地域ならではの生物が生息しています。船底が透明に透き通っているクリアカヤックは、足元が透けて見えるので、乗ったまま海の中をのぞけるのが魅力です。水中に顔を付けなくても海の中の生き物が見られるので、泳げない方や、シュノーケリングやダイビングが苦手という人にもおすすめです。運が良ければウミガメに遭遇することもあるかもしれません。

魅力②サンセットタイム


"シーカヤックの魅力のひとつがサンセットタイムです。カヤックといえば昼の太陽の下で楽しむものというイメージがありますが、奄美大島ではサンセットタイムやナイトタイムのカヤック体験もできます。奄美大島は空気の透明度が高く、太陽の光を直接的に拾うので、青い空がだんだん茜色に変わっていく変化をはっきりとみることができるのです。奄美大島でしかできないロマンチックなカヤック体験ができるでしょう。

奄美の大自然に包まれよう

奄美の大自然に包まれよう

今回は奄美大島でのカヤック体験について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。奄美大島の大自然を味わえるのは、カヤックのようなマリンアクティビティだけはありません。アクティビティを楽しみつつ、ウェルネスホテルも利用して、日々の疲れやストレスをリセットしましょう。豊かな自然のなかで癒されて、内側からきれいになりませんか。

奄美大島の最南端に位置するホテルTHE SCENEでは、マングローブカヤックやシーカヤックなどのリゾートアクティビティが体験できます。日本にいることを忘れるほどの神秘的で美しい自然を堪能することができるホテルです。都会で疲れた心や体を浄化する体験を味わってみてはいかがでしょうか。

THE SCENE amami spa&resort
THE SCENE amami spa&resort

住所 : 〒894-1523 鹿児島県大島郡瀬戸内町大字蘇刈970
電話番号 : 0997-72-0111
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記事内容を体験するには、
奄美大島ウェルネスリゾート
『THE SCENE』がおすすめです

amami wellness & resort
世界自然遺産奄美大島の最南端に位置する大自然に囲まれたウェルネスリゾートホテル『THE SCENE』。 自然の力で心・体・脳を浄化する「ネイチャークレンズ」がコンセプトに、全室ガラス張りのオーシャンビューの室内からは加計呂麻島を望む絶景を眺めることができます。瞑想、サンセットヨガ、SUPのプログラムも充実しており、ビーチやガーデンなど大自然の中で味わえる極上のウェルネス体験を通し、素敵な時間をお過ごしいただけます。

・全室ガラス張りのオーシャンビュー
・ウミガメと泳ぐシュノーケル
・星空がみえる屋上テラス
・ラグジュアリー空間
・奄美唯一の天然温泉
・充実したアクティビティ体験

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