上から撮影した奄美大島

奄美のパワースポットへ!奄美の自然からパワーをもらおう!

2020.11.11

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仕事にプライベートに日々の生活に疲れているとき、旅に出てリフレッシュしたいと思う人も多いのではないでしょうか。そのような人におすすめしたいのが、奄美のパワースポット巡りです。実は、自然豊かな奄美には数多くのパワースポットが存在するのです。そこで、この記事では奄美のパワースポットについて解説していきます。

奄美のパワースポット

まだ人間の手が加わっていない自然があふれる奄美は別名、霊的なパワーが強い「神高い島」と呼ばれています。そのため、触れるだけでパワーが得られるスポットが数多く存在するのです。そのような奄美の中でも、ぜひとも訪れてほしい選りすぐりのパワースポットを7つ紹介していきます。

ハートロック


奄美大島のハートロック

ハートロックとはその名前の通り、干潮時にだけ岩場に現れるハート形に見える潮だまりのことです。恋愛がうまくいくパワースポットとして有名です。スマホでハートロックを撮影して、待ち受け画面に設定すると、片思いから両想いになると言われています。ハートが一番きれいに形作られるのは、波が穏やかなときで潮位80cm以下の干潮時、前後1時間です。潮見表を確かめれば、おおよそ何時ぐらいかが分かります。ただし、岩場は滑りやすいため、転ばないように気をつけるようにしましょう。

奄美のハートロックは空港から車で約15分、赤尾木集落の東側にある太平洋に面する海岸に位置します。県道82号線沿いにある龍郷町の駐車場に車を停め、名瀬方面に100m程度歩きます。三叉路が見えてきたら、左折して林に入りましょう。草木の生い茂る林の中では、夏にはアカショウビンの鳴き声、冬にはリュウキュウアサギマダラという蝶を楽しむことができます。また、この林道で大河ドラマ「西郷どん」の撮影が行われたのだとか。ただし、夏場はハブが出るため、足元に注意するようにしましょう。林を抜けるとハートロックがある海岸に着きます。

西原のカジュマル


奄美の中でも、自然の偉大さを肌で感じることができるのが西原(にしばる)にあるガジュマル群です。ガジュマルの木は別名「幸せの木」と呼ばれており、開運・金運・結婚運など訪れた人たちが求める運気を運んできてくれるとされています。そのため、昔から奄美の人たちはガジュマルの木を非常に大切にしてきました。

そのようなガジュマル群は他では見ることができないほどの大きさを誇り、その前に立つと誰もが圧倒されてしまいます。また、複雑に絡み合った木々は何ともいえない神秘的な雰囲気を醸し出しています。また、ガジュマル群には「ヤンムン」という名の妖怪が棲みついていると言われているのです。通常、妖怪がいると言われても信じることなどできませんが、神秘的なガジュマル群の中を歩いていると、妖怪はいるかもしれないと思わされてしまいます。ちなみに、「ヤンムン」は伝説の動物である河童に似ているそうです。

湯湾岳


湯湾岳

湯湾岳は奄美最高峰の山で標高は694.4mです。奄美大島の開祖といわれるシニレク、アマミコが降り立った山と言われており、昔から霊山として地元の人たちに信仰されてきました。そのため、奄美では聖域として知られているのです。山はもちろんのこと、海からも強いパワーが流れており、入山すると不思議な神気を感じ取ることができます。一歩足を踏み入れるだけで大いなる自然を体感でき、パワーがみなぎること、間違いなしのスポットです。また、山頂には神社があり、多くの参拝客が訪れます。

そのような湯湾岳は手つかずの自然にあふれており、本土ではあまり見ることができないスダジイなどの常緑広葉樹、ヒカゲヘゴやオオタニワタリなどの木生シダが生い茂っています。なぜなら湯湾岳付近は年間降水量が多い上に、一年の平均気温が20度以上という亜熱帯気候だからです。また、アマミノクロウサギ、オーストンオオアカゲラ、オットンガエルなど、奄美・南西諸島の固有種もいます。そのため、頂上付近全体が国の天然記念物、国定公園特別保護地区に指定されています。ここからは美しい景色を堪能できるため、足を止める観光客も多いのです。

頂上に行くための登山口は2つあります。1つは宇検村側の登山口で、湯湾岳展望台にあります。頂上までは約50分かかり、昔ながらの山道が歩くことになるため、自然を楽しみながら古の奄美の人たちに思いを馳せることができるでしょう。もう1つは大和村側の登山口で、奄美フォレストポリスから車で約20分の場所にあります。登山口から頂上までは歩いて約15分で、中腹にある神社までは木道が設置されており歩きやすくなっています。

マテリアの滝


大和村の山内に存在するマテリアの滝は、古くから神秘的な光景が広がる神聖な場所として有名です。奄美のシャーマンである「ユタの開祖」を生み出したという伝説があるほどです。滝の周辺はうっそうとした草木で覆われていますが、なぜか滝つぼの真上だけ穴が開いており、太陽の光が滝を照らしています。特に、正午ごろは太陽の光が真上に降り注ぐため、美しい光景が広がるのです。そのため、マ・ティダ・ヌ・コモリという「太陽が輝く滝壺を意味する島口」がマテリアの滝の名前の由来だとされています。そのようなマテリアの滝には太陽と水、そして、草木などあらゆる自然のパワーが結集しており、訪れるだけで元気の源を体にチャージすることができるでしょう。

アマンディ


奄美のパワースポットの源として、その名を轟かせているのが、笠利町にあるアマンディです。大奄美史に記載された伝説によると、アマンディは奄美大島をつくった男神の志仁礼久(しにれく)と、女神の阿摩彌姑(あまみこ)が降り立った場所だそうです。

そのようなアマンディは航空自衛隊奄美大島分屯基地がある山の中腹に位置します。基地周辺は入ってはいけない場所があるため、立ち入り禁止の看板に注意しながら進むようにしましょう。山を登っていって、アマンディ入口と掘られた石碑が見えてきたら駐車場に車を停め、木立の中に入っていきます。すると、石碑と古い墓石が見つかります。実は、パワースポットと言っても、アマンディには伝説の記された石碑と古い墓石が建っているだけですが、周辺は厳かな神気が漂っています。そのため、気持ちを落ち着かせることができるスポットとも言われているのです。

また、この場所からは奄美の美しい景色を一望することができるため、見ているだけでも癒されます。さらに、海を臨む先に喜界島が見えます。この場所に立っているだけで、エネルギーチャージされていることに気づくでしょう。

武名のガジュマル


ガジュマルは熱帯地方に生息するクワ科の木です。その特徴は幹が縦横無尽に絡み合っていることです。その複雑さに多くの人たちが足を止め、思わず見入ってしまいます。そのようなガジュマルは奄美では古くから神が宿る木として扱われてきました。そして、この木にも妖怪「ケンムン」が棲みついているとされています。ガジュマルの中でも加計呂麻島で一番大きいと言われているのが、武名集落にある武名のガジュマルです。その前に立つと、あまりの大きさに圧倒されてしまいます。そして、樹齢はなんと400年です。長い歴史と厳かな雰囲気にその場に立っているだけで身が引き締まる思いがするでしょう。また、次第にパワーがみなぎってくるのを感じてくるのではないでしょうか。

ホノホシ海岸


ホノホシ海岸

ホノホシ海岸は奄美大島で2番目に大きな町・古仁屋から車で約20分のところにあります。たいていの奄美の海岸は静かで穏やかなのですが、ホノホシ海岸だけは違います。荒々しく高い波が海岸に押し寄せてくるのです。そのため、その場にいるだけで非常に強いパワーを感じることができます。特に早朝はパワーが強く、海岸全体から漂ってくるエネルギーには圧倒されるでしょう。ちなみに、あまりにも波が荒いため、海水浴には不向きで遊泳注意になっているほどです。そのため、観光客は少なく、波の荒々しい音だけが響いています。海岸にある丸い石のモニュメントからは海岸全体が一望可能です。

そのようなホノホシ海岸が普通の海岸と違っているのが、砂ではなくさまざまな色の丸い石が敷き詰められていることです。しかも人工の石ではなく天然の石で、丸くなったのは荒波にさらされて角が取れたからだと言われています。石と波がぶつかるたびに、カラカラと石が鳴り始めます。この音が独特で、聞いているだけで不思議な気持ちに包まれるでしょう。また、丸くて美しい石のため、お土産に持ち帰りたいという人は多いのですが、この石にはいわくがあります。実は、家に持ち帰ると、石についている霊が海岸に戻るために、夜中に動き出すといわれているのです。そして、持ち主に災いをもたらすともささやかれています。そのため、石は持ち帰らないようにしておきましょう。

奄美で癒されよう!

自然あふれる奄美には、パワースポットが数多くあります。また、一口にパワースポットと言っても、さまざまなご利益があるのです。奄美のパワースポットを訪れ、日々の疲れを癒してエネルギーチャージしてみてはいかがでしょうか。奄美大島方面への旅行を検討するなら、リゾートホテル「THESCENE」がおすすめです。全室オーシャンフロントで大自然を満喫するための仕掛けが用意されています。

THE SCENE amami spa&resort
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住所 : 〒894-1523 鹿児島県大島郡瀬戸内町大字蘇刈970
電話番号 : 0997-72-0111
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