島と海

【旅行好き必見】訪れるべき国内の離島8選!離島で非日常を感じよう

2021.02.05

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旅行に行きたいな、と思ったとき皆さんの頭に浮かぶのはどんな場所でしょうか?日本には様々な観光地がありますが「離島」を思い浮かべた人は少ないのではないでしょうか。普段の旅行先としては見落としがちな離島ですが、海や山といった大自然、グルメやアートなど、日頃の疲れを癒やすためだけではなく、特別な体験ができる穴場の旅先でもあります。今回は数ある離島の中から厳正した8つの離島をご紹介します。

国内でおすすめの離島8選

日本国内には本当に沢山の離島があり、それぞれに沢山の個性や魅力があります。今回はそんな離島の中から非日常を楽しめ、疲れた心と身体を癒やすことができる離島を8つ選びました。おすすめ観光スポットや、アクティビティなども合わせてご紹介するので、ぜひ旅の参考にしてください。

奄美大島


島と海

数ある離島の中で人気と知名度が高い奄美大島は、通称「東洋のガラパゴス」とも呼ばれるほど、豊かな自然が残る観光地です。鹿児島県と沖縄県の中間地点に位置する奄美大島は、その温暖な気候からまるで南国のリゾート地のような海や自然を楽しめることでも知られています。奄美大島にきた観光客の多くが楽しみにしているのが、澄み切った美しい海でのダイビングです。ウミガメや南国を思わせる鮮やかな魚たち、そしてサンゴ礁などを間近に感じられるのは、奄美大島ならではといえるでしょう。

また、赤城集落の東側に位置する海岸に干潮のときだけ現れる「ハートロック」も人気を集めています。決まったタイミングでしか見ることのできないキレイなハート型の潮溜まりを携帯の待ち受け画面にすると恋が成就するというウワサもあり、若い女性やカップルが多く訪れています。そのほか、龍郷町にある「かがんばなトンネル」も人気のある観光スポットです。海岸にある小さなトンネル越しに夕日が見えるその光景は、通称「龍の目」とも呼ばれており、その神秘的な情景をひと目見ようと全国から多くの観光客が訪れています。

そんな一大観光地である奄美大島は、初めて訪れる観光客でも楽しめるよう様々なサービスを行っているお店が多いのも特徴です。きれいな海を楽しみたいけどダイビングは少し怖い、という初心者向けに浅瀬でも楽しめるシュノーケリングのツアーや、海が苦手でも自然を満喫できるマングローブの原生林をカヌーでめぐるツアーなどのアクティビティもあり、アウトドアを思い切り楽しみたいという人におすすめです。

八丈島


島と海

羽田空港からわずか一時間ほどで行ける離島として知られる八丈島は、そのアクセスの良さから多くの観光客で賑わっています。レンタカーを借りれば一時間半ほどで一周できてしまうほどコンパクトな島ですが、観光地としての魅力は盛りだくさんです。まず、八丈島の自然を満喫できるスポットとして有名なのが「八丈富士」です。階段で整備された山道を片道一時間登ったところにある山頂から見える景色は圧巻で、どこまでも広がる大きな海を眺めると思わずうっとりとため息をついてしまうほどです。

また、バイクやレンタカー、レンタサイクルなどを利用して島中をめぐるのも人気です。八丈島をのんびりとめぐりながら地元で取れた魚を使ったグルメを楽しむのも旅の醍醐味といえるでしょう。八丈島には露天風呂のある温泉宿もたくさんあるため、日中は八丈島の観光スポットを巡り、旅のシメとして大海原を眺めることができる露天風呂でその日の疲れを癒やす、という贅沢な時間の過ごし方もおすすめです。

そんな八丈島の海では、ダイビングや釣りなどのアクティビティも人気です。さまざまなマリンスポーツの中でも特に人気なのが、シュノーケリングです。4〜11月に楽しめるシュノーケリングでは、壮大な海を肌で感じられるだけではなく八丈島名物のウミガメと遭遇するチャンスもあります。

小豆島


島とエンジェルロード

小豆島は瀬戸内海に位置し、香川県にある高松港からフェリーに乗って1時間ほどで行くことができます。かねてよりその温暖な気候や、有名な映画の撮影地として知られ観光客を集めていた小豆島ですが、ノスタルジーを感じさせる町並みや、おしゃれな壁画アート、カフェやギャラリーのオープンなどに伴い、特に女性が多く訪れるようになりました。

数ある観光スポットの中でも人気が高いのが、毎日決まった時刻に潮の満ち引きによって現れる「エンジェルロード」です。島の南側にある弁天島と余島をつなぐように現れるその道を、大切な人と手をつなぎながら歩くと願いが叶うといわれており、恋人の聖地として多くの観光客が訪れます。

また、小豆島の名産であるオリーブを育てている小豆島オリーブ公園では、瀬戸内海の鮮やかなブルーと、グリーンの美しいオリーブの木、そして白くて可愛らしい風車を一度に写真に収めることができるため、旅の思い出づくりに沢山の人が足を運びます。

礼文島


島とハイキングをする人

北海道の北部、稚内のそばにある礼文島は日本最北の有人島として知られています。礼文島の由来はアイヌの言葉で「沖の島」という意味の「レブン・シㇼ」から来ており、豊かな自然や高山に咲く珍しい植物が人気です。

別名「花の島」とも呼ばれる礼文島のシーズンは、6月上旬から10月ごろといわれています。特に花の咲き出す6月上旬から8月まではレブンコザクラやレブンアツモリソウといったその美しさや希少さから盗難の被害に遭うこともある特定国内希少野生動植物に指定された珍しい花々を見られます。礼文島の豊かな自然を満喫するならハイキングやトレッキングがおすすめです。厳しい冬を乗り越えた花たちが鮮やかに咲き誇る礼文島を間近で楽しむことができます。

礼文島へは稚内や利尻からフェリーでアクセスできます。

屋久島


縄文杉

鹿児島県にある屋久島は世界自然遺産にも登録された、日本のみならず世界からも人気の高い観光スポットです。その雄大な自然や世界遺産登録などの注目度の高さから屋久島へは大阪や福岡、鹿児島から直行便が出ているほどでそのアクセスのしやすさも人気の一つです。屋久島の観光スポットとして最も有名なのが樹齢2170~7200年ともいわれる縄文杉です。縄文杉を見られるトレッキングコースを巡るのにかかる時間は往復10時間と楽な道ではありませんが、縄文時代からそこにあるともいわれる縄文杉の重厚な姿や美しさを間近で見たいという観光客は跡をたちません。

また縄文杉以外にもガジュマルや屋久杉などの雄大な自然、日本の名水100選にもなった「トローキの滝」と呼ばれる海に直接落ちる珍しい滝などの観光スポットもあります。そのほか、屋久島には温泉スポットもたくさんあり、その中でも干潮時にしか入ることができない「平内海中温泉」が人気です。自然の地形を生かした温泉で、間近に迫る海と波の音を全身浴だけでなく足湯でも楽しむことができます。

猿島


要塞の中

猿島は京急横須賀駅から徒歩と船で約30分ほどでアクセスすることができる、東京湾唯一の無人島です。そのアクセスのしやすさから、関東近郊から日帰りで訪れ、気軽に観光気分を味わえると人気が上がりつつあります。猿島で海水浴や釣り、バーベキューをするのが人気で、特にバーベキューは場所や機材をレンタルできるため、仲間と食材を持ち寄ったり、釣り上げた魚などを自分たちで調理しながら、楽しい時間を過ごすことができます。

また猿島は豊かな自然の他、日本の歴史を感じることのできる島としても知られています。日本を守る要塞として大切な役割を果たしていた猿島には、かつて使われていた砲台や、兵舎、武器庫などがそのまま残されており、それらを眺めながら日本の長い歴史に思いを馳せる、そんな楽しみかたができるのも猿島の魅力といえるでしょう。

与論島


エメラルドグリーンの海

与論島は奄美群島のひとつであり、人口約5000人ほどの小さな島です。ヨロンブルーともよばれる澄み切った鮮やかなエメラルドグリーンの海が人気で、各地から多くの観光客が訪れています。鹿児島県最南端に位置する与論島は、その温暖な気候から、豊かなサンゴ礁やカラフルな魚たち、目にも鮮やかなハイビスカスなど異国に訪れたような雰囲気があり、その非日常的な情景が魅力的です。

数ある観光スポットの中でも人気が高いのが「百合ヶ浜」です。春から夏にかけ、中潮と大潮の干潮時にのみ現れるその浜は、その真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海、青い空の美しいコントラストと、遭遇することの大変さから「幻の白い砂浜」とも呼ばれています。そんな百合ヶ浜のキレイな白い砂は「星の砂」とも呼ばれ、この砂を自分の年齢と同じ数だけ持ち帰ると願いが叶うというジンクスもあります。

与論島へは鹿児島空港、那覇空港、奄美空港から直接アクセスできます。

直島


島と海

直島は瀬戸内海にある離島で、アートの島として有名な観光地です。周囲約16kmと小さな離島ながら、ここでしか見られないアートや特別な体験を求め年間35万人が訪れる人気スポットです。2004年にクロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品を展示する地中美術館が設立されたのを皮切りに、ホテル併設のミュージアムや、屋外で見られるアート作品が島中に設置されるようになりました。その中でも人気が高いのが草間彌生氏の「カボチャ」というオブジェです。島の2ヶ所に設置された黄色と赤色のカボチャは、その大きさと草間彌生氏の作品の特徴である水玉模様、そして直島の大自然の中に置かれているという不思議さから、多くの観光客をあつめています。

直島は島全体がアートと呼ばれるほど様々な作品や、芸術家の作った施設が溢れています。それらをレンタサイクルやレンタカーで回りながらお気に入りスポットで休憩したり、写真を撮ったりと、自分好みの旅を楽しむというのも良いのではないでしょうか。

大自然の中悠久のひと時を離島で!

日本にはひとくちに「離島」といっても個性豊かな特徴を持った島が存在しています。海や山といった大自然だけではなく、グルメやアートを楽しむことができるなど、都会ではできない非日常的な体験が離島への旅の醍醐味といえるでしょう。THE SCENEでは、奄美大島で離島ならではの大自然やアクティビティを楽しむことができます。

THE SCENE amami spa&resort
THE SCENE amami spa&resort

住所 : 〒894-1523 鹿児島県大島郡瀬戸内町大字蘇刈970
電話番号 : 0997-72-0111
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