ダイビングしている女性

奄美大島でダイビングしよう!ベストスポットやベストシーズンは?

2020.11.11

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カラフルな魚や美しいサンゴ礁、その土地特有の地形などを楽しめるのが魅力のダイビング。国内にはダイビングスポットがたくさんありますが、その中でもおすすめなのは奄美大島です。この記事では、奄美大島でダイビングする魅力やおすすめスポット、ベストシーズンなどを紹介するので、奄美大島でのダイビングを考えている人は必見です。

奄美大島とは

奄美大島の海中

奄美大島は、鹿児島から約380km離れた薩南諸島のほぼ真ん中に位置しています。島の面積は約712平方kmで、日本の離島の中では佐渡島の次に大きな島です。手つかずの自然がたくさん残っている奄美大島には多くの生物が生息していて、西表島と並んで「東洋のガラパゴス」と呼ばれています。海外線は複雑に入り組んでいるため穏やかな湾がたくさんあり、ダイビングスポットとして最適な環境です。周囲には暖かい海流が流れていて、たくさんの魚や美しいサンゴ礁の中を泳げます。

島内にはダイビングスポットが点在していて、それぞれ地形や水深、潮の流れなどが異なります。そのため、場所を選べば初心者からベテランまでダイビングを楽しめます。ダイビング初心者なら、水深が浅くて潮の流れがゆっくりな場所を選ぶと安心です。ベテランダイバーであれば、ウミガメなど大物と出会える外洋のスポットに挑戦してみてもよいでしょう。

奄美大島でダイビングする魅力

奄美大島でのダイビングには、さまざまな魅力があります。まず1つ目は、何と言っても透明度の高い「奄美ブルー」の海を楽しめることです。透明度が高く真っ青の海に潜ると、そこには別世界が広がっています。美しいブルーオーシャンに身をゆだね、自然と一体化するような不思議な感覚を味わえます。2つ目は、アオウミガメに出会えることです。一年中遭遇する確率は高いものの、冬場には特に出会いやすいといわれています。大きなウミガメと一緒に泳ぐと、まるで竜宮城が近くにあるかのように感じることでしょう。

3つ目は、生き物の種類が豊富であることです。アオウミガメ以外にも、クマノミやウミウシ、フリソデエビなど、シーズンごとにさまざまな生物を観賞できます。外洋では、マグロやロウニンアジなど大型の魚を見かけることもあります。4つ目は、サンゴ礁が美しいことです。奄美大島のサンゴ礁は過去には気候変動などにより壊滅状態に陥ったこともありますが、生命力が強いためあちこちで息を吹き返しています。奄美大島のサンゴだけで約220種類もあるといわれており、その数の多さは沖縄と並ぶほどです。島の東側と西側とでは生息しているサンゴの種類が異なるため、場所を変えてダイビングをして見比べてみるのもよいでしょう。

5つ目は、ホタテツノハゼやヒレフリサンカクハゼなど、ハゼ類が豊富であることです。水深が深くないところで見かけるハゼは近寄って撮影しやすく、じっくり写真を撮りたい人に人気です。驚かさないようにゆっくりと近づいて、可愛い姿をカメラにおさめてみましょう。6つ目は、バイオレットボクサーシュリンプやヤクシマカクレエビなど、レアな生物に出会えることです。ベテランダイバーでも、奄美大島では初めての生物に出会うことが珍しくありません。

7つ目は、ダイビングスポットが近いためサンセットダイブやナイトダイブにも気軽に挑戦できることです。夕方や夜は海の色も変わり、日中とはまた違った海中風景を楽しめます。特に、ニシキテグリの産卵を見たいなら、7~9月のサンセットダイブを狙いましょう。最後の8つ目は、島内にはフォトジェニックスポットがたくさんあることです。豊かな自然に恵まれた奄美大島は、島中どこに行っても素敵なスポットがあります。入り組んだ海岸線や真っ白な砂浜など絵になる被写体があちこちにあるので、角度を変えてたくさん撮影してみましょう。

ダイビングのベストシーズン

奄美大島の海でダイビング

暖かい気候の奄美大島は、年間を通してダイビングを楽しめます。海の透明度を重視するなら、1、2月が最もよい時期です。北風の影響により、この時期は太平洋側で潜ることが多いでしょう。ウミウシやウミガメを近くで見られるのもこの時期です。3、4月には、ウミウシのピークシーズンを迎えます。また、4月には海底にできる独特な模様の「ミステリーサークル」も楽しめます。これは、アマミホシゾラフグが産卵のために水中で幾何学模様の円を描くことでできる産卵床です。水深は深いものの流れが穏やかな場所なので、初心者でも観察しやすいでしょう。この時期には、風向きの影響を受けて東シナ海でのダイビングが多くなります。

5、6月は、ゆったりとフィッシュウォッチングをするのにぴったりです。多くの魚やサンゴが産卵時期を迎えるため、たくさんの小さな魚を観察できます。7、8月は魚群が最も濃くなるベストシーズンです。外洋でのダイビングもしやすくなり、マグロなどの大物に遭遇することもあります。

9、10月はマクロ生物を存分に楽しめる時期で、エビやカニなどの甲殻類も多くなります。10月は外洋ではなく湾内でのダイビングのほうが向いていて、魚やサンゴの観察を楽しめるでしょう。11、12月になると奄美大島も冬を迎えますが、水温が20度よりも低くなることはありません。暖かい日はドライスーツではなくウェットスーツで潜ることも可能です。海の透明度が高く、アオウミガメに遭遇する確率も高くなります。

ダイビングスポット①東シナ海北部

面積の大きな奄美大島は、ダイビングエリアも広大です。大きく分けると4つのダイビングエリアがあり、その一つが「東シナ海北部」です。東シナ海北部には水深の浅いスポットが多く、ビギナーダイバーやブランクダイバーに向いています。ゆっくりフィッシュウォッチングをしたりじっくり写真を撮ったりしやすいので、フォト派ダイバーやフィッシュ派ダイバーなどにも優しい海です。

このエリアには、砂地やサンゴを楽しめるポイントもたくさんあります。特におすすめなのは、初心者ダイバーでもチャレンジできる「大仏サンゴ」と呼ばれるスポットです。ここでは、世界最大級のコモンシコロサンゴの群生と、そこを隠れ家とするスズメダイやキンギョハナダイなどのカラフルな魚たちを見ることができます。大仏サンゴを見たいなら、ベストシーズンである夏を狙うとよいでしょう。

東シナ海北部では、「倉崎ビーチ」もおすすめスポットです。倉崎ビーチは湾内にあるため潮の流れは穏やかで、水深もそれほど深くありません。ダイビング体験などが行われることもあり、初心者でも安心して潜れます。

ダイビングスポット②東シナ海中部

「東シナ海中部」は、すべてが外洋スポットです。海の透明度が高く、晴天時には洞窟がある場所にも行けるので、地形の変化を十分に楽しめます。マグロやロウニンアジなど、大型の魚に出会いやすいダイナミックなダイビングスポットです。ただし、潮の流れが強くなることもあるため、ダイビング中級以上の人に向いています。

東シナ海中部でダイバーからの口コミが高いのは、「デッショ」というポイントです。カスミチョウチョウウオやキンギョハナダイなどさまざまな生物に出会うことができ、奄美を代表するポイントともいわれています。デッショに行くなら、夏場がおすすめです。

ダイビングスポット③太平洋北部

「太平洋北部」も、東シナ海中部と同じく全部が外洋のスポットです。太平洋北部では、夏よりも冬のほうが海が穏やかで、ダイビングに向いています。海の透明度が高く生き生きとしたサンゴ礁が広がる美しいエリアで、ウミガメに出会える確率も高い場所です。潮の流れが速くなることがあるため、こちらも中級以上のダイバー向きです。

このエリアのおすすめは、マグロなどの大物に出会いやすい「三ツ瀬」というスポットです。三ツ瀬は奄美大島でも有名なポイントで、ダイナミックな地形が必見です。

ダイビングスポット④奄美大島南部

奄美大島南部

最後に紹介するエリアは、秘境とも呼ばれている「奄美大島南部」です。これは奄美大島と加計呂麻(かけろま)島の間にある大島海峡に位置するスポットで、風雨の影響を受けにくいため季節に関係なくいつでも潜ることができます。入り組んだ地形は迫力があり、ダイナミックなダイビングを楽しめます。

奄美大島の中でもビッグポイントの一つである「奄美ホール」は、このエリアに位置しています。水深10mの場所に大きな洞窟があり、ダイナミックな地形と真っ青な海との美しいコントラストは必見です。海峡内は潮の流れが比較的穏やかですが、時に強くなることもあるので中級以上のダイバーに向いています。奄美ホールのベストシーズンは、春から秋にかけてです。

アフターダイブも楽しんで!

ダイビングでお腹が空いたら、奄美大島ならではの絶品グルメを楽しんでみるのはどうでしょうか。奄美大島の名物料理の一つは、さらさらとして疲れたときにも食べやすい「鶏飯(けいはん)」です。これは、ご飯にほぐした鶏肉や錦糸卵、シイタケ、パパイヤの漬物などをトッピングし、その上に鶏を煮て作ったスープをかけて食べる郷土料理です。鹿児島県では給食にも出てくる人気メニューなので、ぜひ味わってみましょう。栄養豊かでさっぱりとした味付けの鶏飯は、疲れた体に染み渡るような美味しさで、ダイビングをした後にはぴったりの料理です。さらに、島内には地元で採れたオーガニック野菜やハーブを作った創作料理を提供するお店などもあります。

グルメ以外では、マングローブツアーやホエールウォッチングなどを楽しむのもよいでしょう。「生命のゆりかご」ともいわれるマングローブを観察すると、ヤドカリやシリケンイモリなどさまざまな生物と出会えます。ホエールウォッチングは1月中旬~3月頃の期間限定ですが、大きさ15mにも達するザトウクジラを身近で観察でき、迫力満点です。このほか、奄美大島では野生生物を探しに行くナイトツアーや原生林のトレッキングツアー、パラグライダー体験などにも参加できます。アフターダイブも豊かな自然を満喫し、自然の中でリフレッシュしましょう。

ダイビングするなら奄美大島

奄美大島には手つかずの自然を楽しめるダイビングスポットがたくさんあるので、ダイビングを楽しみたい人におすすめです。また、アフターダイブにさまざまな過ごし方ができるのも、奄美大島ならではの魅力の一つといえます。奄美大島に宿泊するなら、ダイビングも含めて豊富なアクティビティを体験できるリゾートホテル「ホテルザシーン」がおすすめです。奄美大島で、心身ともに癒される旅を存分に楽しみましょう。

THE SCENE amami spa&resort
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